こんにちは。小林です。
「国際建設・測量生産性向上展2025(CSPI-EXPO)」2025年6月18日〜21日に幕張メッセで開催されたそうです。今回はその事についてお話していこうと思います。
解体工事の現場では、重機のアタッチメント交換は毎日のように行われる作業の一つです。しかしこの当たり前が
今、大きく進化しています。
なんと、ワンタッチでアタッチメントを交換できる画期的な技術が登場し、現場の効率・安全・コストに大きな影響を与えているのです。
アタッチメントとは、油圧ショベルなどの建機の先端につける作業用の道具。
・ブレーカー(コンクリートを砕く)
・クラッシャー(鉄筋入りの構造物を切断)
・フォーク(がれきを掴む)
など、用途に応じて頻繁に付け替えます。
従来のアタッチメント交換には人手と時間が必要でしたが、ワンタッチタイプでは
・オペレーターがキャビンに乗ったまま交換可能
・ 作業時間が1/10に短縮
・ 油圧ホースのつなぎ間違いゼロなどのメリット
これにより
➡ 人件費・作業時間の削減
➡ 誤接続による故障・油漏れリスクの回避
➡ よりスピーディーで安全な工事進行が実現しています。
弊社でも最近、このワンタッチアタッチメントを導入。
高層ビルの解体現場では、1日のうちにブレーカー→クラッシャー→フォークと何度も交換が発生しますが、この機能のおかげで作業が滞らずスムーズに。
現場スタッフからも本当に楽になった!という声が多数上がってるそうです。
また夏場の熱中症対策としても、ワンタッチ式は有効です。従来の交換方法では、高温になった金属パーツを屋外で工具を使って取り扱う必要があり、作業員のリスクが高かったのです。
現在では冷房付きのキャビンを備えたショベルカーもあり、キャビン内での操作だけで完結するワンタッチ式の導入が進んでいます。
解体業界も日々進化しています。
「壊す」技術ではなく、「どう壊すか」が問われる時代。
これからも、こうした最新技術を積極的に取り入れ、お客様に安心・安全な解体工事をお届けしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。