こんにちは。鈴木です。
普段は現場で工事の進行を見守ったり、お客様との打ち合わせをさせていただいたりしています。
今日はちょっとだけ、最近よく耳にする「脱炭素社会」という言葉について、建設の仕事とどう関わっているのかを、私なりにお話してみたいと思います。
といっても、難しい話ではなく、私たちの暮らしやこれからの家づくりにも関係してくる大切なことなので、ぜひ気軽に読んでみてください。
最近、「カーボンニュートラル」や「脱炭素」という言葉をニュースなどで目にすることが増えてきました。地球温暖化を防ぐために、CO₂(二酸化炭素)をなるべく出さないようにしよう、という世界的な流れがあるんですね。
実はこの動き、建設業界にも大きく関わっています。というのも、家やビルを建てるには鉄やコンクリートなど、たくさんの材料を使いますが、これらをつくる過程で多くのCO₂が出てしまうんです。また、現場で動かす重機や運搬車なども、どうしてもエネルギーを使ってしまいます。
そこで今、建てるときも、建てたあとも、なるべくエネルギーを使わず、環境にやさしい建物をつくろうという考え方が広がっています。
たとえば、夏も冬も快適に過ごせる断熱性能の高い住宅や、太陽光パネルで電気を自給自足できるような設備を取り入れた住まいなど。こういった“省エネ住宅”は、環境への配慮はもちろん、家計にもやさしいというメリットがあります。
現場でも、小さなことから少しずつ取り組みが進んでいます。電動の重機を使ったり、使う資材をなるべくムダにしない工夫をしたり。派手さはありませんが、こうした一つひとつが、未来につながっていく大切なステップだと思っています。
これからの家づくりは、ただデザインや間取りを考えるだけでなく、「どんなふうに建てるのか」「建てたあと、どれだけ気持ちよく暮らせるのか」も大事なポイントになってきます。
私たちも、お客様の暮らしと地球環境のどちらにも寄り添えるような建物づくりを目指して、日々取り組んでいます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも「建設と環境」のことを身近に感じていただけたら嬉しいです。