東京・埼玉・千葉・神奈川の格安解体工事。無料で見積り致します。

渋谷の“竪穴式住居”が解体へ 40年の歴史に幕

ブログ


こんにちは。小林です。

今回は独特なデザインで知られたミキプルーン東京本部ビル(旧ミキモト本社)通称“竪穴式住居”が、再開発に伴い解体されるという記事をみたのでその事についてお話していこうと思います。1980年代に建てられたこの建物は、約40年間にわたり渋谷の片隅で異彩を放ってきました。

地下に潜るようなフォルム、コンクリートむき出しの外観。まるで縄文時代の竪穴式住居を思わせるデザインに、初めて見た人は「なんの建物?」と驚いたのではないでしょうか。

実はこの建物、健康食品で知られる「ミキプルーン」の東京本部として使われてきたもので、元々は宝飾ブランド「ミキモト」の東京拠点でした。建築家・毛綱毅曠(もづな きこう)氏による設計で、力強くも独創的な建築美が特徴です。

この建物が位置するのは、渋谷区桜丘町。渋谷駅からほど近いこのエリアでは、ここ数年で再開発が加速しており、大規模なオフィスや住居、商業施設の建設が進んでいます。

“竪穴式住居”も、再開発の波には抗えず、取り壊しが決定しました。これにより、40年にわたって街の一角を見守ってきた建物は、静かにその役目を終えることになります。

都市の発展には再開発が必要不可欠です。ただ、その一方で、個性ある建物が静かに姿を消していくのは、やはりどこか寂しさを感じます。

“あの不思議な建物、なんだったんだろう?”
そう思いながら通り過ぎたあの場所は、もうすぐ新しい風景に生まれ変わります。

変わり続ける渋谷。今後どうなっていくか楽しみですね。最後まで読んでいただきありがとうございました。