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工事前に確認しておきたい

コラム

“内装解体の裏側”チェックリスト

内装解体工事を依頼するとき、「見積もりを取った」「契約した」…そこで安心していませんか?
でも実は、工事が始まる前に“確認しておくべきこと”がたくさんあるのです。

これを怠ると、
「あとから高額な追加費用が発生した」
「オーナーと引き渡し条件でもめた」
「近隣からクレームがきて中断」

といったトラブルにつながる可能性も。

今回は、そんなリスクを防ぐために、工事前にチェックすべきポイントを「裏側」まで含めてリスト化しました。
初めての方も、業者選びが終わった方も、ぜひチェックしてみてください。

【解体前チェックリスト10項目】

  1. 契約内容を再確認したか?
    • 契約書の「原状回復義務」や「スケルトン渡し」の文言をチェック
    • 入居時の写真や図面と見比べて「戻すべき範囲」を明確に

  1. 引き渡し時の「状態」と「期限」を確認したか?
    • いつまでに、どの状態で、誰に引き渡すのか?
    • ビルオーナー・管理会社と事前確認&書面化がベスト

  1. 解体範囲に「共用部」が含まれていないか?
    • 廊下・天井裏・配線などに手を加えて良いかは要確認
    • 管理規約によっては「一切手をつけてはいけない」ケースも

  1. 残置物はすべて把握しているか?
    • 什器・在庫・機械などの所有権は誰にあるか明確に
    • 「残しておいて」と言われた物も、書面で確認を残す

  1. 設備の取り外しに資格が必要なものはないか?
    • 電気、ガス、水道、空調などは有資格業者が必要
    • 通常は解体業者が手配するが、分離発注になっていないか確認

  1. アスベスト・有害建材の有無を調べたか?
    • 築30年以上の物件はアスベスト調査が義務化されているケースも
    • 未調査のまま工事に入ると違法+健康リスク+費用増

  1. 養生・防音・防塵の範囲を業者と話し合ったか?
    • 養生方法は?作業音への配慮は?
    • 隣のテナントや上階の住民にどう影響するか想定して対策

  1. 廃材の処分方法・処分先を確認したか?
    • マニフェスト(産業廃棄物管理票)は発行されるか?
    • 法令違反のない処分ルートを確保しているか確認

  1. 工期は無理のないスケジュールか?
    • ビルの使用可能時間、曜日制限、夜間工事の可否を考慮
    • 無理な工程は事故や品質トラブルの元

  1. 追加料金が出る可能性がある部分を事前確認したか?
    • 見積書の「別途」や「一式」記載部分は詳細確認
    • 配管の中身や下地の状態など、「開けてみないと分からない部分」の説明を事前に受ける

まとめ:見えない部分こそ“トラブルの火種”になりやすい

内装解体は、表面上は「壊すだけ」でも、実は多くの見えない要素が絡んでいる繊細な作業です。
工事が始まってから慌てるのではなく、始まる前にどれだけ準備できるかが成功のカギ。

このチェックリストを活用して、余計な追加費用や近隣トラブルを未然に防ぎましょう。

“ただの解体”が、“スマートな解体”に変わります。