こんにちは。小林です。
清水建設が、廃棄されるホタテの貝殻を建築資材として再利用する取り組みをスタートするという記事をみました。
今回そのことについてお話していこうと思います。
専用の特設サイトも開設され、資源循環型社会への姿勢が大きな注目を集めています。
このニュースは、私たち解体業者にとっても他人事ではありません。
解体現場では、建材や設備の多くが「廃棄物」として処理されてきました。しかし近年では、コンクリートの再生砕石や、木材のチップ化、金属のリサイクルなど、使えるものは資源に戻す動きが広がっています。
ホタテの貝殻のように、これまでただのゴミとされていたものを新たな資材として活かす技術は、今後の建設・解体業界のスタンダードになるかもしれません。
解体工事は、単なる「壊す作業」ではなく、次の建築や開発のスタート地点です。
当社でも、廃材の分別・再資源化を徹底し、できる限りリサイクル率を高める工夫を行っています。今回の清水建設のような動きが広がれば、解体現場でも「壊す責任」から「活かす責任」へと、より一層の意識改革が求められるでしょう。
解体工事も、資源循環社会の一翼を担う時代に入っています。
ホタテの貝殻が建材になるように、あなたの家や建物の“今”が、誰かの未来の材料になるかもしれません。
当社は、環境に配慮した解体工事を心がけ、持続可能な未来のためにできることを一つずつ実践してまいります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。